2015年10月27日火曜日

アガらねば、意味なし

Laft専属衣装担当:anouamanikです。

ミナトドラマ3の衣装作りも一段落しました。
今回は、初めて子どもの衣装作りにも挑戦しました。

糸くずまみれになりながらミシンを踏みつつ(実際はボタンひとつです)、いつも思うことは『この衣装、踊り手の気分がアガるかな?』です。

イケてることには絶対的な自信がありますが(根拠はないけど自信はあるのです!)、はてさて最も肝心なのは踊り手の心情です。

踊り手の個性、作品のコンセプト、そして布地から沸き立つイメージ…さらに、必ず少しの流行を加えます。

出来上がった衣装に、踊り手が初めて袖を通す時は、いつも緊張します。
なぜなら「踊りやすさ」以上に、踊り手の気持ちを後押しし得る力になれるか、とても気になるから。

踊り手のイメージと衣装のイメージのやり取りが、果たしてうまくいっているのかどうか…

だいたいの場合、大人も子どもも、わかりやすく表情に出るのも面白いところです。

とにかく、踊り手の気持ちがアガらなければ、衣装の意味は無いのです。

想像の少し上を行くために、いつも頭をひねります。


どんな衣装になった?

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