2018年3月16日金曜日

衣装について。作品の色って?匂いって??

Laft専属の衣装担当:anouamanikです。
『異境図鑑』の衣装、概ね仕上がりました。
 
今回出演のダンサーは『異境図鑑』ならではの編成ということで、いつもにも増して個性豊かです。
それぞれのバックグラウンドの降り幅が大きいので、ひとつの「色」にまとめ上げることは、構想の早いうちから止めていました。
 
『異境図鑑』とい作品の持つ色…ヤギの出演ということもあり、生き物そのものの持つ強さやしぶとさ、そして生き物すべてにおける、計り知れない命の営みや得たいの知れなさ…ありとあらゆる目には見えない掟やボーダーライン…そんなことを考えて、5名の人間ダンサーの「今」を切り取る形で衣装を仕上げました。
 
舞台作品は、まさにナマモノ。
ダンサーの瞬きひとつでガラリと雰囲気が変わることだってありますよね。
 
さてさて本番のその時、5人と1匹はどんな風に息をして、どんな匂いを放つのか。(1匹の場合、ちょっと生々しいですね~)
 
すべてが混ざり合う瞬間を、どうかお見逃しなく!

本番直前 練習中!